2013年05月04日

「演歌」で日本人の「ブルース」が聞こえる

「演歌」で日本人の「ブルース」が聞こえる
「演歌」で日本人の「ブルース」が聞こえる
八代亜紀が、ニューヨークでも一流と言われるクラブハウス「バードランド」へ挑戦した。
持っていた曲が、雨の慕情、舟歌、再会、その他8曲ほど。
プロデュ―スを担当したのが、グラミー賞最優秀賞を受賞したボーカリストのカート・エリング氏であった。
八代亜紀は私の原点はJAZZであると言っていた、モダンジャズと言われていた時代、略して「ダンモ」と言って、Ba婆も学生の頃ジャズ喫茶に通い詰めて、頭を振り振り酔いしれていたものだ。その当時もライブハウスはあったが、ロカビリーの全盛期で、ジャズはLPでしかも一杯のコーヒーで何時間も、もっとあつかましい事はマスターにお湯を貰い飲み干したコーヒーカップに砂糖をかき混ぜ、また何時間も粘る。しかしマスターは笑顔で貧乏学生に対応してくれたものだ。何とのどかな時代であった。しかし、本当にジャズを理解していたかは疑問である。

八代亜紀の「バードランド」への話に戻るが、亜紀は30年ぶりのニューヨークで、持ち歌をジャズで歌おうと思い、カート・エリング氏についてレッスンを始めた。雨の慕情をJAZZで、始めたが如何してもリズムに乗らない、カート氏「合わない時は笑顔で待ってて下さい」と。
「演歌」で日本人の「ブルース」が聞こえる
ジャズの楽譜はコードが無いそうだ、つまり、アドリブの世界である、如何しても、さすがの亜紀も乗れない。カート氏CDを聞き始めた。
カート氏「亜紀の歌から日本人のブルースが聞こえる」と言った。「雨の慕情 舟歌を演歌でいこう、日本の心を伝えよう これが最高だ」と、カート氏が絶賛した。ライブは大成功だった。庶民の歌の原点はJAZZであり、演歌であり、音楽は人の「心」に響けば良いのである。  
NHK「演歌の女王 ジャズを歌う~八代亜紀 ニューヨークでの挑戦」視聴でのBa婆の感想である。


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P o s t e d b y 風の沢 a t 23:10コメント(1)Ba婆の日記
この記事へのコメント
私よりも歳を重ねているお客様が、峯子先生と同じ事をおっしゃっていたのを思い出しました。
喫茶店というのは何時間も過ごした場所だったと。
当店もお客様にそう思っていただけるような場所になれたらいいなぁと思います。
雨の慕情、舟歌共大好きな歌です♪
先日カラオケで挑戦したのですが、とっても難しい歌で途中で断念しました/笑
Posted by たいむカフェ*チーママ at 2013年05月08日 20:43
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