2013年03月15日
怪獣ドーナッツ
NHK朝のTV「ママ友さんのつくり方」というテーマでご指南していた。
なに、なに、小さな挨拶から、向き合った姿勢はどうのこうの!
公共放送で、こんな事を馬鹿みたい!
気にもせず、掃除をしていたBa婆はハタと箒を止めた、ママ友世代というのは教育パパ、ママ達がマニュアル通りに育てた「世代」ではないかなぁ…
前に読んだ本に面白い文章があった、ドーナッツ50個下さいと注文して、返ってきた答え「お持ち帰りですか、こちらでお召し上がりになりますか」つまり、マニュアル通りの受け答えしか出来ないと言う事である。
誰が悪いと言う事ではない。Ba婆は薄ボケ頭で考えてみた、これは「指打ち電話」と「住環境」にあるのではないかなと?
「指打ち電話」では「心」が届かない。「心」は声と顔である、「電話」で話す声は顔が見えなくても、どんな「心」で話しているか、おおよそ察しがつく、例えば「有難うございます」と言う御礼の言葉を足を組んでふんぞりかえって話しているか、頭を下げて心を込めて話しているかが伝わってくる。「声を出しましょう」!!
次に 現代の住宅様式にあると思う。暗証番号を入力しないと開かないドア、マンションのドアは「玄関」とは言わない、やっぱりドア。ここで一寸お勉強、「玄関」を辞書で調べたら「玄妙な道に入る関門」「禅寺の客殿に入る門」心を清めて入るところが玄関であると言う事が、情けなやこの年になって分かった。
Ba婆は格差のある鉱山町で育った、格差とは住宅様式が違うのである、管理職の住宅は玄関のある一戸建て、Ba婆達の家は五軒長屋、玄関は一枚板の引き戸お便所、お風呂、水洗い場は共同である。そこには苦しい顔、悲しい顔、嬉しい顔、優しい顔、いろんな顔があったね。「顔と声」つまり「心と心」で会話しあい、ママ友、婆友の繋がりがあったね。マニュアル通りのドーナッツでなくてもいいのです、姿形は怪獣でもいいのです、味が良ければ…あっ!!すり鉢にドーナッが盛り付けられている、いいんです!! すり鉢でも・・・さあ! ママ友よ、怪獣ドーナツでお茶会です!!!